お店の片隅でいこいの喫茶室を営業中
名月堂の履歴
明治19年 明治天皇に磯部せんべいを献上したという記録が宮内庁の記録にあるらしいが詳細は不明。明治25年鳳来館 大手万平の三男 大手秀男・いわ夫妻が菓子部門「名月堂」を引き継ぎ、独立して営業を本格的に展開。のちに、夫婦は下仁田 櫻井家に養子縁組し、旅館 「磯部館」を創業するにあたり一時「名月堂」の営業を中断。「磯部館」・「磯部館別館」(のちのホテル磯部ガーデン)という旅館業を発展させる。
その後、秀男・いわ夫妻三男 櫻井 時男により昭和24年5月1日に現在地にて「磯部せんべい・名月堂」は再開され、磯部せんべいの製造販売を再びはじめる。
昭和29年5月15日 高松宮家のご所望により磯部せんべいを献上する。
近年では、TV・雑誌・ガイドブックなどでよく紹介され、県内に限らず知られるようになった。
変わらぬ味をお届けできるように、原材料にも心を配り、なるべく国産のものを使用するように努力している。
磯部せんべいのほか新しい味のおせんべいでいっぱいです。
左上には高松宮様におせんべいを献上した折、いただいたお礼のお手紙。
手焼き磯部せんべいのコーナーを見ることが出来ます。